メディアファイブでは社員が利用する業務システムを社内で構築しています。
メディアファイブでは社員が利用する業務システムを社内で構築しています。
社内システムとは、社員向けの業務システムのことです。 主な役割としては自社の業務効率化や情報管理などを支援します。メディアファイブでは、社内の開発チームがスクラッチ開発とパッケージ開発を組み合わせて構築しています。また、社外クラウドサービスとのデータ連携なども行っています。
スクラッチ開発とは、既存プログラムやパッケージソフト(市販されているソフトウェア)を雛形として利用せず、ゼロからオリジナルのシステムを開発する手法です。メディアファイブでは、この手法で基幹となる自社システムを開発しています。
パッケージ開発とは、既存プログラムやパッケージソフト(市販されているソフトウェア)をそのまま利用したり、それらに部分的な追加開発を行う手法です。メディアファイブでは、この手法で自社システムを支えるツール群を開発しており、自社サーバー(オンプレミス環境)に、オープンソースソフトウェア(OSS:Open Source Software)にて構築するケースが多いです。
アカウント管理システムとは、複数のウェブサービスの認証情報(SAML認証など)をAPI連携によって一元管理するシステムのことで、IDプロバイダー(IdP:Identify Provider)などと呼ばれます。IdPによって、ウェブサービスごとの複数アカウントが不要となり、統合された一つのアカウントによってシングルサインオン(SSO:Single Sign On)が利用可能となります。
メディアファイブでは、オンプレミス環境にOSSでIdPを構築し導入しています。そのIdPと、スクラッチ開発の自社システムや、パッケージ開発のOSS間でSSOを実現し、社員のサービス利用負荷を低減させています。
ビジネスチャットとは、業務利用を目的として開発されたチャットツールのことです。
メディアファイブでは、オンプレミス環境にOSSでビジネスチャットを構築し導入しています。背景としては、社員の私用LINEアカウントなどを業務利用することは社員のプライベート確保に支障があり、かつ会社としてもシャドーITとしての危険性があったためです。2020年9月に導入計画に着手し、翌年2月より稼働を開始しました。また、スクラッチ開発の自社システムや、パッケージ開発のOSS間のAPI連携によって、自動のチャット投稿によるシステム通知なども実現しています。
チケット管理システムとは、タスクを「チケット」として管理するシステムのことです。元々は、バグ管理システム(BTS:Bug Tracking System)として誕生し、現在はその活用領域を拡げて課題管理システム(ITS:Issue Tracking System)として活用されています。一般的に、 チケットには「優先度」「担当者」「分類」などを設定できるほか、解決までにかかった時間の記録やコメントのやりとりなどを記録でき、プロジェクト管理ツールなどとしても活用されます。
メディアファイブでは、オンプレミス環境にOSSでチケット管理システムを構築し導入しています。また、スクラッチ開発の自社システムや、パッケージ開発のOSS間のAPI連携によって、自動のチャット投稿によるシステム通知なども実現しています。
ナレッジ管理システムとは、会社が保持している情報・知識や、社員が持っている経験・ノウハウなどの知的資産を一元的に蓄積し、適切に共有できるようにするシステムのことで、代表的なものはコーポレートWikiです。メディアファイブでは、これまで紙やエクセルにて生成されていた資料を、体系的なデータとして正しく継続的にアーカイブすることで、業務の俗人化防止や効率化向上を目指しています。
メディアファイブでは、オンプレミス環境にOSSでナレッジ管理システムを構築し導入しています。
Zoomとは、アメリカの「Zoomビデオコミュニケーションズ」が提供しているビデオ会議を軸としたクラウドサービスです。インターネットに接続できるPC/スマートフォン/タブレットなどの一般的なデバイスさえあれば誰でも簡単に利用でき、全世界で高いシェアを誇っています。
メディアファイブでは、オンプレミス環境に構築したIdPにてZoomとのSSOを実現し、社員のZoomアカウントを統合管理することで、私用アカウントを業務利用するようなシャドーIT化を防いでいます。また、近年はZoomのウェビナー機能を活用して、全社員が参加する全体会議のハイブリッド化(来場参加とオンライン参加の同時開催)などにも取り組んでいます。