2024年6月6日(木)、メディアファイブ株式会社(以下、当社)主催のバロックコンサート「バロック音楽の夜」(以下、本公演)が、あいれふホール(福岡県福岡市)にて開催されました。
この記事は本公演の運営スタッフによる当日レポートです!
はじめに
当社ではコロナ禍の中、コンサート開催や演奏団体への協賛など、支援活動を行ってまいりました。これまでのコンサートでは、主に外部からプロの演奏家を招いての演奏会でしたが、今回は当社の創業者である上野 英理也 代表取締役会長(以下、上野会長)もステージに立つという、異色のラインアップになりました。
なお、上野会長は2024年3月に桐朋学園大学のカレッジ・ディプロマ・コースを卒業し、本公演はプロ演奏家として初のステージ出演でした。本公演の概要については、本公演の特設ページをご参照ください。
当日は、下記の三部構成で進行されました。
- 第一部&第二部:上野会長含むプロ演奏家による古楽演奏
- 第三部:えりPによるDTM×古楽演奏
本公演の様子
開場
開場とともに多くの来場者が集まり始め、約250名のお客様で座席はほぼ満席となりました。
第一部
最初から、バロック音楽独特の旋律の美しさとリズムの良さでコンサートが開幕し、会場は一気に引き込まれました。
1曲目を終えたところで、当社の河野 活 代表取締役社長(以下、河野社長)によるオープニングトークを挟み、当公演を含む当社のCSRについての思いを語りました。
第二部
バラエティに富んだ曲を次々と披露し、バロック音楽の魅力を余すことなく会場に伝えました。
各出演者によるソロパートも充実しており、それぞれの楽器が持つ音色に会場は酔いしれました。
チェンバロの根本氏(ジュゴンボーイズ)、チェロの山本氏(ジュゴンボーイズ)によるユーモラスで軽妙なトークでは会場を笑いに包む場面もありました。
第二部のクライマックスは、出演者全員による有名曲の熱演により、会場の熱気も最高潮に達しました。
第三部
オープニングSEに合わせて、キャップにTシャツを着た特徴的な姿の「えりP」が登場しました。
えりPは、「古楽と現代音楽の融合」というテーマのもと、打ち込みによる電子音楽とボーカロイド、そしてリコーダーを組み合わせ、新しいアプローチで古楽を表現していました。
バッグスクリーンに投影される映像も、えりPが趣味としている現代アニメのイメージが描かれており、古楽を若い世代にも楽しんでほしいという思いが感じられます。
バロック音楽から日本の童謡、近代のポップミュージックまで、幅広い年代のジャンルの楽曲のカバーアレンジを披露しました。
曲間のトークコーナーでは、演奏曲目を解説しました。
えりPの熱演に、会場の心はわしづかみにされ、全ての曲目が終了したところで、「バロック音楽の夜」は大団円の中、終演となりました。
えりPとは?
「39聖歌隊」と共に「ぼっちバロック」を結成した、リコーダーの可能性を2.5次元世界上で追求する「初音ミク」をこよなく愛するボカロPです。えりPの公式サイト等をご覧いただけますと幸いです。なお、えりPの公式YouTubeチャンネルでは、当公演では上演しなかったカバー楽曲等がオリジナルのアニメーション動画付きで公開されています。
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- 公式サイト:https://elip.info/
- 公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/@elip_info
- 公式X(Twitter)アカウント:https://x.com/elip_info
おわりに
本公演は、当社が主催してきたコンサートの中でも最も大規模なラインアップで挑ませていただきました。
特に、第三部は映像や音響を組み込んだ現代ライブさながらの設定で、バロック音楽になじみのない層でも理解しやすくするという意義深い公演になりました。
ご来場いただいた皆様、出演者の皆様、そして会場スタッフの皆様、心から感謝申し上げます。メディアファイブは、これからも文化活動への持続的な支援を続けて参ります。次回のコンサートも現在計画中ですので、ぜひご来場いただけますと幸いです。
メディアファイブのCSR・福利厚生
メディアファイブでは、古楽コミュニティ「ぼんぐう」などに「メディアファイブサロン」を会場提供したり、さまざまな音楽コンサートの主催や協賛をしています。また、福利厚生の一環として、社員自身はもちろん、そのご家族やご友人をご優待する場合もあります。