ランチで何度もリピートしていた「焼肉Coco Nemaru Ginza」さんが3月から営業時間を変更されて、ランチ時のテイクアウトが出来なくなってしまいました…(涙)。
「焼肉Coco Nemaru Ginza」さんについては、過去記事をご参照ください。オープンが昼から夕方に変更されたようで、テイクアウト自体は続けていらっしゃるようです。
ということで、嘆いてもお昼時はお腹が減るので、急きょ肉を求めて銀座を徘徊しました。
イートインであれば、いくつかお肉を食べられるお店を知っているのですが、テイクアウトとなると意外と見つけられておりません。少し焦ったのですが、以前からうっすら気になってたトルコレストランの前を通ると、立て看板でテイクアウト可能なことに気づきました。今日はここだ!
はじめに
トルコとは
食べるついでに、お国柄について調べてみました。
トルコは東西文明の十字路
地理的に三方を黒海、エーゲ海、地中海に囲まれたトルコ共和国は、古くから「東西文明の十字路」として栄え、ヒッタイト帝国、古代ギリシャ・ローマ、ビザンチン帝国、セルジューク朝、オスマン帝国などが興亡した場所です。国土は日本の約2倍(約78万平方km)、人口は7,206万人(2005年、国家統計庁推計)で、中東地域を代表する大国です。ヨーロッパ、アジア、中東、アフリカに近接している地理的特性から、トルコ人は、目や髪の色など実に多様性に富んでいます。また、トルコは世界有数の農業国でもあり、ヘーゼルナッツ、いちじく、あんず、さくらんぼの生産量は世界一を誇っています。また、小麦、砂糖、いも、豆類など、多くの農水産物は世界的にも有数の生産量を誇っています。
土地面積は日本の約2倍もあるのですね!世界国土ランキングを見ると36位だそうです。ちなみに日本は61位でしたが、東アジア最大の島国で、世界の島国の中で4番目に大きいそうです。逆に人口は日本の半分強といったところでしょうか。
イスタンブールとは
イスタンブールは、トルコ最大の都市であり、経済・文化・歴史の中心地。ヨーロッパ有数の世界都市。トルコ語の発音に準じて「イスタンブル」と表記される場合もある。イスタンブールの人口は1,410万人を擁しバルカン半島では最大、ヨーロッパでも最大規模の都市圏の一つで、イスタンブール市域の人口は世界の大都市の市域人口の上位に含まれている。
引用(文章):Wikipedia
引用(写真):イスタンブールCBD(レヴェント)の夜景
中東の異国情緒?のイメージでしたが、思った以上にハイテクというかバブリーなカッコよい夜景で面食らいました。東京都の人口1,396万 (2021年)とほぼ同等の大都市ということで、トルコの首都と勘違いされる方が多いそうですが、首都はアンカラですのでお気を付けください(すみません、私は勘違いどころか初めて知りました)。
外観
さて、視点を世界から東京に戻します。
内観
トルコ人(おそらく)の店員さんの達者な日本語と丁寧な接客、店内も素敵な内装で清潔感があり、気持ちいいお店でした。外装のタイルは内装にも使用されていました。
ケバブ肉の正体
入口側にケバブの肉が設置されています。ふと、このお店に限らず、これまでケバブが何の肉か気にせずに食べてたことに気づきました。
ケバブの発祥は、西アジアと東ヨーロッパにまたがる、トルコとその周辺地域です。ケバブとは本来、肉や魚、野菜をローストする料理全般を指す言葉。しかし肉のローストが圧倒的に多いため、いまでは肉料理の代名詞になっています。
肉の種類は昔は羊肉(マトンやラム肉)がメインでしたが、いまは牛肉や鶏肉も使用。とくに日本ではクセのある羊肉よりも、牛肉や鶏肉のケバブが好まれる傾向があります。
ということで、ケバブというのは本来は肉だけを指す名称ではなかったそうです。また、日本においては本場の羊肉以外の方が好まれているそうですが、本場のトルコでは国民の99%がイスラム教徒で、聖典「コーラン(クルアーン)」が豚肉を食べることを禁じているため、牛肉・鶏肉を使用しているようです。
とにかく、この肉の塊は「何の肉だろう」「なぜ豚肉は使用しないのだろう」そんな当たり前の疑問が消し飛ぶくらい、見た目と香りの誘惑が強いことだけは間違いないと思います。
飲食
メニュー
- ケバブライス
- ギョズレメ(ほうれん草とチーズのクレープ包み)
- ビーフケバブサンド
- エビと野菜のトマトソテー
- ケバブラップ
- カジキマグロのクリームソテー
全て税込み770円!庶民も納得のお手頃プライスです。今回は定番のケバブ弁当にしました。
実食
たまにキッチンカーのケバブサンドは食べるのですが、弁当スタイルは初体験かもしれないと食べ始めて気づきました。
店員さんに、左上に写っている白いソースを付けて食べることをオススメされたのですが、確かに美味しい(確か、ヨーグルトとマヨネーズを混ぜたものだったような)。右上に写っているのがライスで、すこしベチャっとした仕上がり(固めのお粥?)なので、苦手な人もいるかもしれませんが、私は全然大丈夫でした(本場がこういった感じなんでしょうか?)。
美味しかったので、次は別のメニューに挑戦してみようと思います。銀座周辺でランチ時に、ケバブをお求めの方に是非お勧めしたいと思います。
お店の情報
以下、2023年1月時点の情報です。
トルコレストラン イスタンブールGINZA
銀座駅5分◇1988年創業!日本初のトルコ料理レストラン!ヘルシーな本場のトルコ料理を堪能
銀座駅5分◇老舗レストラン!本場のやみつきトルコ料理
日本初のトルコ料理レストランとして1988年に開店。世界三大料理といわれるトルコ料理は、ヘルシーで女性にも大人気◎代表料理であるケバブやフムスなど一品料理はコースでもお楽しみいただけます!トルコ人シェフが腕によりをかけて調理した本場の味を、まるで現地にいるかのような華やかな店内でご堪能ください。引用:食べログ
営業日時
営業日・定休日
- 営業日:月・火・水・木・金・土・日・祝日
- 定休日:年末年始(臨時休業あり)
営業時間
ランチ
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- 11時30分~15時00分
ディナー
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- 月・火・水・木・金・土:17時~23時
- 日・祝日:17時~22時